動画編集に関し、DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)を独学で学ぶ方法を探していませんか。
実際に実施した合理的な独学方法(=無料学習方法)をご紹介します。
プロの映像講師も推薦している方法です。
ダビンチ以外の編集ソフトでも同様の学習方法で行けるはずです。
ダビンチリゾルブの最新版は18です。
この記事では、
「これで学ぶとよい」という情報だけでなく、
「どのように学んだか」を、実際に学んだ方法で記載しているので、ダビンチをこれから学ぶ人には絶対参考になります。
私は、何もわからない状況から有料講座に入るのはお金の無駄と思っています。ある程度分かってからでなければ、有料講座でしか学べないことを吸収できないと思っています。
私が参考にしているプロ映像講師が推薦している方法は、
2.Udemy
3.公式情報
です。この順番で紹介していました。
これに補足する形でご紹介します。
ある程度までは、「無料でYoutube学習」だけでよいです。
動画編集は1にも2にも「手を動かして動画を編集する練習」です。
また、「本で学習」は個人的にはあまり好みません。
理由は、本は「テロップを入れるにはテキストをクリックしてここに文字を入れて~」といったような「操作」は示してくれますが、
「動画でこんな風に描写されるエフェクトの解説」、つまりほしい結果の逆引きには適していないと思っているからです。
逆引きができる本があれば、それでもよいと思います。
2.わからないところは、
・Youtubeのブックマークを保存する or
・メモする or
・スクショを撮る
この繰り返しです。
メモの仕方の一例については、「メモの具体例」をご覧ください。
ディスプレイが1つしかない場合は、
2.仮想デスクトップ(Win+Tabで仮想画面を5個くらい作っておき、Win+←、→で切り替え)でそれぞれYoutube、ダビンチを配置
のどちらかですね。
1の「同じ画面でYoutube、ダビンチを配置してALT+Tabで切り替え」の方がずっとやりやすいと思います。
その際、Youtube独学に便利なテクニックを3つご紹介します。
YoutubeでのDaVinci Resolve (ダビンチリゾルブ)の独学に便利なテクニック
2. フォルダ分けの具体例
3. メモの具体例
4. Youtubeの共有ボタンの活用
この4つです。一つずつ説明します。
学習進捗表(兼 動画講座リンク)を作る
こんな感じにExcelで作りました。完了日・時刻なども入れていくとモチベUPになります。
URLの○は、クリックするとYoutubeが開くようにハイパーリンクを設定しています。
リンクをGoogleドライブに貼っておきますので、良かったらDLして自分用にアレンジしてみましょう。
フォルダ分けの具体例
このように分けています。ダビンチ解説フォルダに格納しています。
これは、知りたい手順ごとに、見つけた解説者のYoutube動画のリンクをフォルダに格納している感じです。
D:ノード
E:カラコレ・カラグレ
のフォルダは、DaVinciの編集ページ
(メディア・カット・エディット・Fusion・カラー・Fairlight・デリバー)の7つのページに合わせ、
ノード(Fusion) は4番目なのでD、
カラーコレクション・カラーグレーディングは5番目なのでE
としています。数字は画像上部で使っているのでアルファベットにしました。
数字もアルファベットもないものはほとんどエディットに該当します。
今後「C:エディット」フォルダを作るかどうかは未定です。
数字をフォルダの頭につけるのは、並びを調整するうえで非常に便利です。
そのうち、お気に入りの解説者自体のフォルダを作りたくなったら、上部にあるように番号をつけて格納していきましょう。
Youtubeの動画のショートカットは、URLの左の鍵マークをデスクトップやフォルダの開いている隙間にドラッグアンドドロップすることで作れます。
ちなみにフォルダ自体のショートカットも同様です。
メモの具体例
動画などで学んだメモをどのように記録すればよいか、具体例を提示します。
悪くないと思っていただけたら、ご参照ください。
このメモも学習進捗表と同様にGドライブへ入れておきます。
学習の途中段階で作ったメモですが、よろしければお使いください。
(C:エディット)
D:ノード
E:カラコレ・カラグレ
にちなんで、
3:エディット
4:ノード
5:カラグレ
といったカテゴリで分けたメモにしています。Excelでもよいです。メモかExcelかはご自由に。
メモにする場合は、Youtubeリンクをダブルクリックするとすぐに開けるテキストエディタが良いです。
私は有料の秀丸エディタを使っていますが、無料のサクラエディタも使いやすいです。
DaVinciの学習では不要ですが、正規表現による文字の置換もできるので、このタイプのテキストエディタは入れておくと便利です。
Youtubeの共有ボタンの活用
動画は、どこで知りたいことを言っているかがすぐにはわからないので、ピンポイントで見つけたら「共有」でURLをコピーしましょう。
AKIYAさん、ありがとうございます(*ノノ)
下の画像をクリックすれば、別ページでYoutubeでの解説動画が開きます。
5分58秒が358秒としてURLに付与されます。
鍵マークから作ったショートカットのプロパティのURLを張り直すことで、ピンポイントのショートカットを作ることができます。
テキストファイルにメモする場合は、こんな感じでしょうか。
一つの動画の中にもたくさんほしい情報がありますからね。
ちなみにこのテキストエディタは「秀丸」です。
DaVinci Resolveをたった8分間で独学できたYoutube動画
DaVinci Resolveをたった8分間で完全攻略!初心者集まれ〜!! – YouTube
これで本当に、8分で動画学習のスタートを切れました。
AKIYA先生、ありがとうございます(*ノノ)
学び方は、
・このYoutube動画を開く
・DaVinciを開く
ALT+Tabで交互にYoutubeを見ながらDaVinciを操作の繰り返しです。
カット・エディット・Fusion・カラー・Fairlight・デリバー のうち、
カット・エディット・デリバー
をこの8分動画ではおさらいできます。
これでも、「おお~、動画を編集できた~」ってなりますよ!
・Fusion・カラー・Fairlightは中級以降のページなので、8分動画では扱っていません。
後は自分で学ぶべき道は見えます。
あとは、あなたがお気に入りの解説者でもいいですし、このAKIYAさんの他の動画も相当詳しいです。
AKIYAさん自身がDaVinci Resolveの講師でもあり、現役の映像編集者でもあります。
そして、撮影機材選定・撮影技術のプロでもあります。
そして、Premiere Pro、Final cut Pro、DaVinciの3つに習熟したうえで、
「今は95%、DaVinciで仕事もYoutubeも編集している」とお話ししています。
(別動画でですが)
エディット・Fusion・カラー・Fairlight の4つが極めていくべきスキルです。
DaVinciでは、テロップの文字を変えることができないなどという解説者もいますが、
「テキスト」ではなく、「テキスト+」で行うことができます。
「テキスト+」が何なのかは、上の「8分間で完全攻略」動画で分かります。
8分間で完全攻略 を
8分間で完全攻略 のように1か所全指定は「テキスト」でできますが、
8分間で完全攻略 のように複数の箇所に色・大きさを指定するのは「テキスト+」で行えます。
この操作は具体的には
Photoshop不要!無料のダビンチリゾルブでサムネイル作成【DaVinci Resolve動画編集】 – YouTube
の503秒 (8分23秒)くらいのところで解説しています。
動画クリエイターへの道 by machosuke さんの動画です。
machosukeさん、ありがとうございます(*ノノ)
文字を左から右に移動したり、小さく登場して手前にだんだん大きくしたり回転させながら流したりといったことは、「キーフレーム」という設定を「テキスト」に行えばできます。テキスト+である必要はありません。
Youtube以外のDaVinciの独学に便利な情報
Vook (ヴック)の記事を3つご紹介します。
DaVinci Resolveのおすすめチュートリアル6選 – Vook(ヴック)

DaVinci Resolve 逆引きチュートリアル(初級~中級)

ダビンチ一問一答 〜DaVinci Resolve 17に関するよくある質問50〜

DaVinciにまつわるFAQですね。
公式ガイドの日本語訳も合わせて学習しましょう。
ただ、最新版の18の日本語訳が出るのはまだまだ先と思われます。
DaVinci-Resolve-16-Beginners-Guide.pdf
DaVinci_Resolve_17_Reference_Manual.pdf
他にも、いくらでも学べるサイト、動画は無限にあります。
なぜDaVinci Resolve (ダビンチリゾルブ)は無償で提供できるのか?
この答えは以下サイトにあります。
DaVinci Resolveはなぜ無償なのか? なぜ安いのか? – Vook(ヴック)

一部抜粋します。泣けるくらい感謝の気持ちを持たずにはいられない姿勢です。
この記事の中ではDaVinci Resolveのビジネスモデルが披露されています。
近頃は多くの会社がビジネスしか考えずに経営されていて、数字だけを頼りに運用されています。
ユーザーを数値化するのにコンピュータを使うのは、コンピュータの最悪な使い方だと思います。人は世界をより良い場所にするために知恵をしぼることができるし、我々の仕事はそれを実現させることだと信じています。
昔はそういうビジネスのやり方が一般的で、もっとエキサイティングでした。
常にエキサイティングであることを忘れないようにする必要があります。DaVinci Resolveはその考え方の最も純粋な表現です。
無償版ではほぼすべての機能を提供しています。
無償版自体では我々は収益を得ることはできませんが、その人が無償版で仕事を始めてお金を儲けることができたら、ゆくゆくはコントロールパネルやI/Oデバイスやカメラなどのブラックマジックデザイン製品を買ってくれるでしょう。
そこではじめて我々は収益を得て、DaVinci Resolveをさらに良いものにすることができるようになるのです。
これは普通のビジネスモデルより優れていると思います。
なぜならこのやり方で我々がお金を儲けるためには、我々のお客さんが成功しないといけないからです。
お客さんが成功してくれないと我々も成功しないのです。このモデルが最終的にはうまくいくと私は考えています。
このやり方だとお客さんとブラックマジックデザインが一緒に成長していかざるを得ないからです。
どちらかだけが成功することはありません。お客さんがうまくいけばブラックマジックデザインもうまくいくし、
ブラックマジックデザインがうまくいけばお客さんもうまくいきます。これこそ最高のwin-winな関係ではないでしょうか。
vook.vcから引用
独学でDaVinci動画編集を学べる領域を制覇しつつあるなら・・・Udemy
もしYoutubeで探せない情報があったり、そもそも自分に何が足りないのかがわからない。
そんな状況になったら、あなたがお持ちの動画解説者のYoutubeに直接コメントして相談などもいいと思います。かなり親身に答えてくれます。
独学で学びつくした!と豪語できる段階になったら、ちょっと有料講座を検討するのもよいかもしれませんね。
ここまで来たら初めてお勧めできるのは
「Udemy」です。
ここでは、Youtubeでは語りにくい内容なども講座としてふんだんに盛り込まれていますので、動画で自立できる段階になってきたら検討してみるのもよい段階です。
最後に
最初はひたすらYoutubeを見ながら、手を動かしましょう。
「とりあえずはできる」ようになれば、
「次は自分は何をしたいか、何を学ぶべきか」は見えてきます。
あんなこといいな、できたらいいな~♪の世界ですね。
DaVinci Resolveに限らず、動画編集ソフトは本当にやれることが無限にあります。
特に、DaVinci Resolveは、カラーコレクション/カラーグレーディング(カラコレ・カラグレ)の機能が他のソフトに比べて強力で、Fusionもノードも本当に奥が深いです。
0円で1万円の案件を取ったほうがいいんじゃないですか?w
ただ、いずれは有償版を使うスキルの持ち主を目指しましょう!
感謝の気持ちを忘れずに。
基本的な解説動画から始めて、複雑なノードも理解できるようになっていきましょう。
ジャンルは違いますが、今はYoutubeの学習だけで数学検定1級に合格する小学生もいる時代です。
Youtube学習の効能は計り知れません。
参考:
YouTubeで勉強!?数検1級最年少合格者に会いに行った話 – YouTube
【初心者でも大丈夫】DaVinci Resolveを効率良く覚えれる学習方法3選。 – YouTube
DaVinci Resolveをたった8分間で完全攻略!初心者集まれ〜!! – YouTube
独学を追求して、動画編集スキルを高めていきましょう♪
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