FVの目的と制作方法について

この記事ではFV(:ファーストビュー)と「構成1」について解説します。

FV:ファーストビュー(画像を使うかどうかは目的による)
構成1:興味・関心を抱かせること

構成2:信用・共感を得ること
構成3:今、行動を起こす理由を明確にすること
追伸(普通は1個だが、あえて2,3回使う方針もアリ

FVはヘッドコピーという人もいます。以下、FVで記載します。

FVの目的

FVは、

1.読まない
2.信じない
3.行動しない

のうち、「1.読まない」を乗り越えるためにとても重要な部分です。

使う素材はテキストと画像です。
画像はあえて使わない選択肢もあります。

 

wordpress で作るなら、普通にクラシックエディタの上部に画像やテキストをつくるか、「カバー」というブロックで画像を貼り、カバーの機能で画像の上に文字を書き込む方法のどちらかが一般的です。

 

FVの目的は、上記でわかる通り、読者様に「読んでもらう」事です。

いい内容も、読んでもらえなければ伝わりません。

大原則は、FVの役割は

 

1.読まない
2.信じない
3.行動しない

のうち、「1.読まない」を乗り越えさせるためだけでOKです。

2.信じない
3.行動しない

のための役割を載せる必要はありません。

このFVのための記事では、もちろんFVの作り方の方針を解説していくのですが、「さあ、FVを作ろう」の前の段階として、「切り口・展開」について決定する必要があります。

「どんなFVを作ろうか」の前に、「どんなアプローチのFVにしようか」です。

言ってみれば、登山ルート・登山のスタート地点を決める作業です。
切り口・展開が「FVを作る」前に行うべき重要な作業です。

 

こちらの切り口・展開の記事にも目を通し、方針を決定(登山開始地点と登山ルートの決定)をしたうえで、このFVの記事をお読みいただくとよろしいかと思います。



決定したうえで、以下をお読みくださると効果的です・・・(’-’*)♪



FVの原則としては以下2点です。

1.できる限り短い言葉ですっきりと伝える
2.感覚的な言葉、イメージしやすい言葉を用いる

 

読者様が抱く3つの壁は

読まない
信じない
行動しない

の3点です。

まずは読んでいただくこと、自分にメリットがあるんだということを感じていただくことが大事です。

詳細の説明はそのあとのパートで行うべきであり、FVの段階では「読まない」の部分にだけ照準を当てて行動しましょう。

そのためには、できる限り短く、感覚的で、わかりやすい言葉、自分が変わるイメージをしやすい言葉、文章にすることが極めて大事です。

 

なぜ短くわかりやすいという点を重視しているかというと、あなたもそうだと思いますが、じっくり読む前に、「読む価値があるかどうか」を判断しませんか?

それが理由です。

ほとんどの読者様は、開かれたLPを、そこまで集中して読み込んではくれません。少なくとも、自ら興味をもって検索している場合を除いては、しっかりとは読んでくれません。

 

現代人はスマホがほとんどであり、ニュースサイト、LINE,TwitterなどのSNS,興味のあるブックマーク済みのサイトなどを定期的に読む時間以外で、やっとあなた自身の記事に貴重な時間を割いてくださっているのです。

 

フラットな感覚で訪問してきた大半の読者様は「冒頭部分だけをなんとなく見る、眺める」だけなのです。

「読み」の段階にはまずは入らないのです。

ですから、「眺める」程度でも刺さるような、短くてイメージのしやすい言葉、擬音語などが重要なのです。

 

ですから、コピーライティングを行おうとしているあなたや私は、読者様の「眺める程度の感覚」を念頭に置いて、それでも興味・関心を引くことができるFVを作る必要があるのです。

 

という事であれば、長々とした文章をFVに用いるべきではないという事がお分かりいただけますよね?

FVの文章の目安

私が考えるFVの文章の目安は

1文は40文字から50文字の構成
1行から2行程度で終えられる文章
この文章を1~3文に収める

という具合にしています。

くれぐれも見落とさないでほしいのは、読者様は最初ページを開いた段階ではちゃんと読もうと思ってはいないという心理状態が前提だということです。

その段階でさらにちりばめたい調味料が、以下の7つのキーワードコンセプトです。

興味を引き付ける7つのキーワードコンセプト

前項の通り、ちゃんと読もうとしていない心理状態を見越して、FVで用いる言葉の一つ一つも吟味しなければなりません。

なので、感覚的に目が留まって注意を引き付ける単語を調味料のようにちりばめ、興味や関心を引き出すFVを構成する必要があります。

調味料と同じで、かけすぎると逆効果です。適度なかけ具合が重要です。

これは人によってコショウや七味唐辛子、ガラムマサラをどれくらいかけるかが異なるのと同様、正解はありません。

ターゲットがどんな状況なのかをしっかり自分のことのようにとらえた視点で読み返すことが必要です。

そのうえで、7つの単語のコンセプトの例を紹介します。

 

代名詞:あなた
新しさ:新開発の、最新の、これまでになかった、新発見、成果
意外性:信じられない、ありえない、これまでは考えられなかった
緊急性:〇日間限定、〇日後、今すぐ、明日まで
希少性:ここでのみ購入可能、たった一つ、残りいくつ
反社会性:悪意のある、陥りがちな、非人道的な
ベネフィット:無料で、ストレスなし、自由な、安全、実証された、節約できる、簡単、実証された、〇倍になる、全額返金

 

これらの言葉には、人は基本的に高確率で感覚的に反応します。

ただ、調味料であるといった通り、使い過ぎは厳禁です。

反社会性の言葉は、ちょい悪オヤジに惹かれてしまう女性の心理と似ています。

 

読まないと損であるということを示す
自分に関係する、メリットがあると思ってもらう
具体的な数字が書いてある

事を踏まえて盛り込んでいきます。


Why型
How to型
IF型
質問型

といったことも盛りこめられれば盛り込みましょう。

 

なぜ~なのか?
あなたは~して、~に困っていませんか?
といった文章で、読者様の興味・好奇心・読む理由を促します。

 

~した方法を教えます。
困っている人、努力してきた人に訴える文章です。

 

もし~なら、~できます。
自分に該当すると思った場合、メリットがあると感じた場合に読み進めてくれる可能性が高まります。

 

こういった内容を、

1文は40文字から50文字の構成
1行から2行程度で終えられる文章
この文章を1~3文に収める

 

この3つを意識しつつ、

 

できる限り短く、感覚的で、わかりやすい言葉、自分が変わるイメージをしやすい言葉、文章にする

 

ことを意識してFVを組み立てていきます。

 

対象商品・サービスの一番のメリット、
読者様が一番感じそうなメリット、ベネフィットを考えながら作ります。

画像について



画像をFVで用いるケースは多いです。

画像は極めて明確なイメージを読み手に植え付けることができます。

 

企業のLPも、高度かつ多方面のマーケティング・リサーチによって刺さりやすい言葉、メリット・ターゲット像をふんだんに用いて作られています。

ただし、あくまでもFVを引き立てるために利用するべきであり、それ自体がメインになるものではないと考えます。

成約という目的を果たすうえでは、FVをより際立たせるデザインやイメージ画像こそ、価値があります。

イメージ画像は明確なイメージを与えることができると同時に、その画像により印象を狭めてしまう側面もあります。

だからこそ、画像をFVに用いる場合、「その画像が多くの人にどのような印象を与えるか」という点を考慮しながら用いる必要があります。

化粧品、ダイエット商品などに関してはイメージ画像を用いることはメリットが大きい傾向にあります。

「こんなきれいな女性になりたい、私でもこんな風に変わりたい!」と思わせる可能性が高まりますね。

 

自分自身の外見を改善する商品・サービスであれば画像を使う方がよい部分が大きいです。

 

自分の能力を向上させる商品・サービスであれば、画像を使うメリットは若干下がるでしょう。

 

自分の持ち物(家・部屋)の外見の向上・改善なども画像を使うメリットは大きいです。

 

このような思考で、画像をFVに使うべきか使わないべきかを判断していくとよいと思います。

 

以上、FV制作にあたっての注意点などを記載しました。

この記事があなたのお役に立てれば大変うれしく思います。

お読みいただき、ありがとうございました(’-’*)♪

この続きの記事は、
第二の壁「共感・信用を得る」を乗り越えさせる です。

 

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