第二の壁「共感・信用を得る」を乗り越えさせる

この記事では、「共感・信用を得る」について解説します。

FV:ファーストビュー(画像を使うかどうかは目的による)
構成1:興味・関心を抱かせること
構成2:信用・共感を得ること
構成3:今、行動を起こす理由を明確にすること
追伸(普通は1個だが、あえて2,3回使う方針もアリ

ここはFVの内容とも重なります。

まだ信じ切っていない読者様に、信用に値するまでの心情に近づけるのが役目です。


FVについては
こちらの記事をご覧ください。
また、記事内容とは別の注意点も考慮が必要です。

・PCとスマホの割合について

今はPCではなく、スマホからのアクセスが90%を超えると思った方がよいです。
スマホを前提として文章、行間、画像などを配置していく前提の解説になります。

 

・行間・H2見出しの間隔の目安

また、要所要所にサブ見出しで注意を引く必要があります。
H2タグとしてつけてもよいし、太く大きいフォントで装飾した文章でもよいです。

いろいろなサイトの観察、傾向、教材、仲間との話、経験則から言えるのは、
2,3スクロールに1つのH2見出しを設けるくらいを原則として記述するのがよいです。

そして、H2見出しの下には、その見出しの中で解説する内容・もしくはイメージ画像を1枚つけると、読者様としても一呼吸を置くことができるので、読みやすいサイト構成になります。

出来れば、画像を挿入した後に、Google画像検索対策としてaltタグを入れましょう。

 

では、共感と信用を得るためのステップに移りましょう。
共感・信用のステップとして以下を挙げることができます。

共感・信用を感じさせる要素
デメリットも公開することで信用させる
反論と信用
商品・サービスの保証内容で安心させる
権威性で質を担保する
利用者数で支持を担保する
客観的資料・根拠の提示

LPの構造と要素比較表も再度提示します。

LPの構造と要素比較表

 

では、それぞれの項目に行きましょう。

 

共感・信用を感じさせる要素

商品・サービスの特長だけでなく、語り手 (あなた)の人間性も判断材料になります。

「本当にこの人が言っていることは信用できるのかな?」という疑問がまず立ちはだかります。

商品・サービスの特徴・特長、あなたの主張に対し、基本は「全て」根拠が必要です。出来ない、しにくいものもあるかと思いますが。

ここは、PREP法の(結論・根拠・具体例・結論のまとめ)という型の必要な部分を使うとよいです。

 

大事なことは何度も伝えます。その時、同じ表現ではなく、若干変えたり、別の表現にするといった工夫も効果的です。

人は、何度もアピールされることで、より信じることが心理学でも証明されています。

物事を多方面から説明し、矛盾しない範囲でたくさんの情報を、簡潔にわかりやすく、できる限り専門用語を用いずに伝えます。

 

「~だと思います」といったような弱弱しい表現はできる限り避けましょう。
「自信がないのだろうか」と疑念を抱かれてしまいます。

 

「でも」「だって」「だけど」は絶対使わない!

高校時代の現代文の参考書で学んで日常生活、仕事において心がけていることですが、

相手の主張に対して
「開口一発目に『でもね』『だけどさ~』『そうなんだけどね』
といった否定語を使ってはいけません。絶対厳禁です。

もしあなたが最初に否定語を使うと相手は、「自分の発言が否定された」と感じ、ひいては「自分自身が否定された」に近い感情を抱くことになり、相手はあなたに嫌悪感を抱くようになります。

それくらい開口一発否定」は重いものです。

会話をする中で相手を認めつつ、「こういう状況だけど、その時はどうするの?」的な言い方ならまだしもですが、

絶対原則で「開口一発否定」はしないようにしましょう。

「確かにあなたの言う通りだね」「うんうん、君の指摘は的を射ているね」という感じで、相手を明確に「肯定する」発言は大変相手に心地よいものになります。

もしもこうだったら、あなたが今これからこのようになったら、~ができるようになったら、自信が持てるようになったら、どうですか?嬉しくありませんか?人生バラ色になりませんか?

といった「もし」という言葉で相手にアプローチすると、相手は自分に「うんうん、そうだそうだ、そうなりたい、そうありたい。あなたわかってるね~」と、強い共感を抱いてくれます。

強い共感は信頼につながります。

信頼をしてもらえると、自分の言っていることが相手にどんどんしみこんでいきます。
心の壁がない状態でアプローチするのは、壁がある状態でアプローチするよりはるかに簡単です。

まとめると、
「でも」「だって」「だけど」は絶対×。
「もしあなたが○○になったらよくないですか?」で共感を得てアプローチ。

 

デメリットも公開することで信用させる

メーカー・企業は、基本的にいいことしか言いません。

ですが、実際に使った立場で考えるならば、受け入れがたいデメリットがないかどうかが最も気になるところです。

正直にデメリットを公開しましょう。ただし、フォローが必要です。

「AAという点は気になったけれど、他は大満足です」といったように、最初にデメリット、あとからメリットを述べる構成がよいです。

 

以下の文章で、どちらが好ましいか、よく見る例だと思います。
あなたが佐藤さんだとして、田中さんと山田さんが会話をしています。

 

文章1

田中「なあ山田、佐藤ってどんな人だい?」
山田「ちょっと早とちりな部分もあるけど、性格はいいし、きちんと説明すれば期待以上の仕事力を発揮する、いいやつだよ」

文章2

田中「なあ山田、佐藤ってどんな人だい?」
山田「いいやつだし、仕事力にも問題はないんだけどね・・早とちりなところがあって、ちゃんと説明しないとちゃんと動けないことが多いんだよね」



文章2のほうは、読んでて苛立ちませんか?

 

日本語の性質なのか日本人の性格なのか、
最初にデメリットを述べて、あとからメリットを述べたほうが、文章全体の印象ははるかに良くなります。

しっかり注意して記述していきましょう。


反論と信用

これは、セカンドオピニオン的な要素もあるといえます。

本来、読者様の疑問に答えることが役目ですが、より読者様の目線に立ち、想定される疑問とそれに対する回答を根拠とともに明示することで、信頼性が高まります。

商品・サービスの保証内容で安心させる

「自分が求めているのはこの商品だ!この商品で自分は、自分の持ち物はより向上させることができるんだ。出来なさそうな要素も理由もほぼない」と思ってもらい、満足を得てもらうことが目的です。

 

権威性で質を担保する

読者様の信頼を得るためにとても有効な要素は、著名人の言葉です。

あの人が言うなら信じられるな」というのはいろいろな場面で起こりえますね。

別の記事で書いた、894年の遣唐使の廃止に際して菅原道真の一言であっさりと廃止が決まった歴史とか、

「〇〇に免じて今回は許してくれ」というような漫画の場面もよくありますね。

言ってみれば、「この印籠が目に入らぬか!」です。(‘◇’)ゞ

利用者数で支持を担保する

 

権威者は一人で十分ですが、利用者数(主に口コミ)の利用に関しては、多いほど良いです。可能であれば、10~15人分くらいは用意したいところです。

「こんなにも多くの人に支持されているのか・・」という効果を出すことができます。

当たり前ですが、嘘、大げさ、捏造はダメですからね。

あと、デメリットの口コミも適度に活用すると、上の方でも書いた通り、信頼性が増します。

客観的資料・根拠の提示

根拠、理由の提示は先ほどからも書いているとおりですね。

主張をするなら理由も添えることで、納得感・期待感が増します。

 

以上が、共感・信用を得る壁を乗り越える施策の大まかな例です。

 

全てではありませんが、効果的に活用していきましょう。

まとめ



読まない
信じない
行動しない

の3つの壁があり、FVで「読まない」を一応は超えてくれた読者様には、「信じない」の壁を越えてもらう情報を与える必要があります。

 

FVで「ちょっと読んでみるか」と思ってくれた読者様は、期待感を抱きつつ、スマホやPCで画面をスクロールしていきます。



ざっくりとFVでアピールした内容の詳細を伝えていく場面です。

 

LPロードマップの記事で以下のように定義した5つのうちの赤い部分について解説しました。

 

FV:ファーストビュー(画像を使うかどうかは目的による)
構成1:興味・関心を抱かせること
構成2:信用・共感を得ること
構成3:今、行動を起こす理由を明確にすること
追伸(普通は1個だが、あえて2,3回使う方針もアリ)

商品説明、開発の思い、開発のプロセス、販売実績、メディア紹介(雑誌・TVCMなど)、有効に、効果的に、くどくなりすぎないよう、わかりにくくなりすぎないよう、長くなりすぎないように気をつけながら、調味料のように適量を使用しましょう。

FVで抱いたイメージと一貫性があり、そして自分の興味を持てる内容であるかどうかが大事です。



以上で、興味・関心を得る壁の解説を終わります。

お疲れさまでした。お役に立てていただければ幸いです(’-’*)♪



この続きの記事は、
第三の壁「行動しない」を乗り越えさせる です。

 

 

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