大学に満足していますか

進路・転職

今これを読んでいるあなたは、大学に満足していますか。満足しているなら、このような記事を読むには至っていないと思います。満足していない理由はおおむね以下の通りでしょうか。

1.同級生になじめない
2.大学の雰囲気が好きじゃない
3.大学の勉強が好きになれない
4.大学の偏差値が高校までの努力に見合わない
5.卒業後の就職に希望が持てない

もしあなたが仮面浪人、転部、編入を考えているなら、参考になるかもしれません。
これらに関して個別に深堀りします。

同級生になじめない

同級生となじめないなら、以下の道があります。
・サークル
・アルバイト
・旅行
・孤高を貫く

出会いは自分の学部の中だけにあるわけじゃありません。
サークル活動は自分の学部以外との交流を持つことができます。

アルバイトを探せば、そこで他大学の人と知り合うことができます。社会人とも出会えるので、価値観を広げることもできます。

旅行に行くのもよいでしょう。同じ大学じゃない人とも触れ合うことができます。日本だけじゃなく、海外に行くのもよいでしょう。

自分の趣味を広げてはいかがですか。
高校時代、「今はできないけど大学に行ったらやろう」と思っていたこと、ありませんか。今がチャンスです。

自分の価値観を貫き通すなら、家でできることもたくさんあります。
趣味・勉強・趣味と勉強を兼ねてブログを書く、インターネットで趣味のネタ、勉強のネタを探す。
情報をインプットするのと同時にアウトプットすることもプラスになります。

大学の雰囲気が好きじゃない

1の内容と被りますね。大学を去ることはカンタンですが、
一度は選んだ道です。デメリットとメリットをよくすり合わせてみましょう。

大学の勉強が好きになれない

これは、入ってみないとわからない部分もありますね。
この場合、このまま頑張る、転部、大学受験をやり直す、退学する、という道があります。

もし「このまま頑張る」ことが考えられなくなった場合、再度挑戦するのもアリです。

このまま頑張ることをやめる場合、転部・仮面浪人・編入・退学の4つがあります。

仮面浪人は、大学生活を送りながら再度大学受験を目指して高校の勉強を並行して進めることになります。

インターネットで見る限り、ざっくりですが成功率(満足のいく結果)になるのは10%程度ということになるようです。
リスクはあります。ここで思いとどまりたくなるのは当然です。

挑戦することは必ず大きな経験になる

人生は、スタンダートに考えるなら、
小学校⇒中学校⇒高校⇒大学⇒就職⇒老後
です。
分かれ道は、特に大学以降はたくさんあると思います。
自分の選択が自分の人生となります。
寄り道や回り道をすること、たくさんあると思います。

0-22歳:小学校・中学校・高校・大学
22歳~60歳:就職
60歳~老後

と見た場合、まだ第一ラウンドです。ここで失敗を恐れずに行動することは、必ず大きなプラスになります。
なぜなら、社会人になったら解決困難な問題にたくさんぶつかります。
失敗をすることで、人間は学ぶことができます。
挑戦するタフさが身に付きます。
ドラゴンボールから引用すれば、死を乗り越えれば強さが増すというサイヤ人の特性ですね。

将来大成する人は、必ず失敗・挫折を経験しています。
大学を出なくても、稼ぐ方法はあります。しかも、いわゆる
「いい会社」に入ることなんかよりずっと稼げる方法があります。

いい会社に入れなかったら、その稼ぐ方法を突き詰めればいいのです。
その意味で、いい大学にこだわる理由は減っています。

私の経験をご紹介

私の経験をちょっとご紹介します。あなたの「勇気」が強くなれば幸いです。

高校時代は勉強の虫でした。内申点があまり良くなかったので、それほど進学率の高くない高校へ進み、高校入試の順位は学年5番以内でした。(これは高校の先生に聞けば教えてくれます。)

中学も高校も、いい友人とはたくさん出会いました。
地元の偏差値の高い大学へ絶対入りたかったので、中学でも高校でも成績優秀者には何度も入りました。

しかし、大学受験に2度失敗し、1年浪人後、希望しない大学へ進みました。偏差値に人一倍こだわる受験生でした。

大学に進み、サークル活動もしつつ、大学卒業後、大学院で希望大学へ進むつもりでいました。
大学1年生の冬、高校時代の友人から年賀状が届きました。
その年賀状には、「編入試験というものがあるから、目指してみては?」とありました。
私は、大学1年の1月に、決意しました。大学3年次編入をしよう、と。

編入試験について調べました。希望大学で、編入試験の枠があることを知りました。
試験は大学2年の7月。合格すれば大学3年の4月から希望大学に通える

今は大学1年の1月。試験まであと6か月

私は奮い立ちました。
試験科目は、小論文と面接

大学受験と違い、情報が少ないです。
希望する大学の図書館で、編入試験についての対策を聞きました。
希望する大学の学部の受付で、聞きました。
希望する大学の希望する学部の教授室を訪れ、熱意を伝えました。
大学受験という正規ルートではありませんが、熱意がありました。
そして、背水の陣でした。

自分は今通っている大学から退きたい。
今通っている大学が最終学歴には絶対になりたくない。

同級生や先輩はいい人ばかりでした。でも、嫌いな大学の学生です。そんな思考でした。

小論文は作文ではないという事を念頭に置きつつ、勉強に取り組みました。

小論文は、小さいけれど「論文」です。
与えられた課題に対して自分が導き出した答えを述べ、その意見がなぜ正しいのかを客観的な根拠や理由を挙げて論理的に示したものなのかを示すことが大事です。

作文は、自分のPRです。

理系の学部の編入試験の小論文なので、その学部のテーマが選ばれることが多いです。

試験官の立場から考えると、私に大学で学ばせる土台があるか、論理的思考力があるか、意欲があるか、というところになります。

意欲は面接でアピールすることを心がけます。
小論文は客観性が大事です。

その観点で学習に励みましょう。
後から聞いた話では、7人受けて2名が合格でした。
これを書いている私は、合格できたので書いています。

1度目の大学受験:失敗
2度目の大学受験:失敗
3度目の編入試験:成功

という勝利を得ることができました。
失敗は人生でたくさん経験します。成功体験は自分を必ず強くします。

社会人の今も、挑戦・失敗・落ち込みはたくさんあります。

ですが、へこたれません。「死ぬこと以外はかすり傷」という言葉もありますね。

今思うことは、「希望しない大学で学んだことはすごく役立っている。だが、卒業生にならない道を歩んで本当に良かった。」ということです。

失敗を恐れず行動することの大切さが少しでも伝わったらうれしいです。

Good Luck!あなたに幸あれ!

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